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振と戦う。

2014/12/21
過去にも一度書いたことがありますが、もう一度、、ちょいと詳しく。
ただ、自分自身に改めて言い聞かす意味もあったり、病気に関する内容ですので
興味の無い方は全部すっ飛ばして最後の赤字だけお読みください。^^



・・・



ワタクシは手が振るえます。 それも大いに振るえます。(ブルブルユラユラ)
10年ほど前までは左手だけだったのですが、今は利き手の右手右腕も振るえます。
振るえているときは腕の筋肉全体までが多少硬直?しているのも分かります。
徐々にですが症状が進行しているのは自分が一番自覚しています。


この振るえってのが非常に厄介でして、
自分の緊張度には関係なく、いつでもどこでも振るえるんですよね。
自分一人の時でも、家族といる時でも。
要するにリラックスしている時でも症状が出現するのが一番厄介なんですよ。

"緊張からくるの震え(字が違う)" とは異種のものだと想像していただければいいかと。


今まで生きてきた生涯において、一番最初に他人に指摘されたのは小4の時ですから
今や振るえ歴は40年になってしまうんですわ。
当時住んでた家の近所の駄菓子屋で、指先を使い くじ引きを捲っていた時でした。
同級生に指摘され、「あぁ、バレてしもた」 と思ったことは記憶していますから
実際に自分で振るえを自覚してたのは、もっと幼い頃だったはずです。


ひどい時にゃ大勢の人前で、面白おかしく言われ恥ずかしい思いをしたり
変人扱いされたり、年寄り扱いされたり、時にはアル中扱いをされたり、
とにかくね、40年間 人様に指摘され続けて蓄積されたトラウマっちゅうんでしょうか。
気にしないようにしているつもりでも、心理的に やはりショックを受けているんでしょう。
自分の脳みその奥底に、常にそのことが常駐していて
そのトラウマが "負のスパイラル" として作用していることも よく分かっているつもりです。


だいたいね、今までの体験を通して言うと、
『デリカシー』 の無い奴ほど、バカみたいに指摘したがります。
人前だろうが、初対面だろうが、そのシチュエーションに関係なく、大きな声を張り上げ、
あたかも人の弱点をスクープしたかのように嬉しそうに喋ります。

つい先月、大都会でいた時も大勢の人様の前で言われました。

「おいお前、手ぇ震えてるやんけ~。」
「おいお前、手ぇ震えてるやんけ~~~~~~。」

大きい声で2回も言わんでもワカットルわ、このクソボケが。
ほんまにね、ええ歳こいた おっさん、おばはんでも、大勢バカがいるんですよ。




自分の振るえ方を少し解説してみますと、

左) 振るえるのは肘から手首、指先にかけて。
   5本の指それぞれへの力加減みたいなものが上手く調節できないため、
   物体を上手く掴むことができず、たとえ掴めたとしても安定せずユラユラと揺れる。
   例えばテーブルに置いてある水の入ったコップ。ワタクシは左手で口まで運べません。
   ご飯茶碗などは何とか持てますが、一旦右手で取り、左手に移し変える方法。

右) 振るえるのは肩から指先までの全体。(10年ほど前までは全く大丈夫でした)
   例えば右手で缶コーヒーを飲む動作をした時、手首から先はもちろんのこと、
   肩から先、二の腕、肘も一緒になってユラユラ揺れるが、まだ何とか飲むことは可能。
   左手同様、"モノを掴み移動させる" という動作時に各指の力加減が上手く調節できず
   コップをコカシテしまったりすることもある。
   (一番苦手なのが力加減が難しい紙コップ)



現在通っている脳外科の先生曰く、
「ワシは振るえるんですわ~、わっはっはぁ~!」 と、鼻で笑いなさい!と言われますが
そんなもんね、簡単に出来てりゃとっくの昔に実践してますがな。
いやね、先生の言うことも分かるんですよ、よーーく。


そんなことはさておき、、
この "本態性振戦" という病。 ググッてもらえますと色々と出てきます。

↓分かりやすく解説されてます。
http://www.medtronic.co.jp/your-health/essenti

"本態性" という単語は原因不明という意味です。
保険適用可能な薬も数種類あり、もう何年も前から処方され続けており
色々と組み合わせも試してきましたが、ハイ、そんなの全く効きません。120%気休めです。
飲んだからと言って、ピタッと振るえを止める薬なんぞはこの世に存在しないのです。
ただ言われるがまま飲んでるだけ。


外科的手術もありますが、脳みそ奥深く電極を埋め込んで首を通じて配線を繋げ、
胸の皮膚の下には電源とスイッチ。
そして必要なときにはスイッチオン!
クルマのライトを改造してるんじゃあるまいし、ちょっとそれはご勘弁です。


お医者さんから処方される多種多様な薬のほか、
自律神経コントロール法 ・ 某自然果実の謎の液体 ・ 鍼 ・ 筋力トレーニングなども
試してみましたが、悲しいかな効き目は全くなく。
唯一、漢方がまだ残っているのですが、いかんせんお高くて手が出ません。


現在かかっている脳外科の先生は "本態性振戦" との診断。
その前にかかってた脳外科の先生は "企図振戦" との診断。
その前にかかってた某大学病院では "パーキンソン病の初期" との診断。

ついでに心療内科にも通ってみたけど、『振戦恐怖からくる社交不安障害』 でもなく
今のところ "心" のほうは正常に働いてくれているようでしたが
ただ自分では時折 "振戦恐怖" は感じることがあります。
この心療内科の先生には、「今まで大変やったねぇ。」 と言われ、自然と涙が溢れました。


振るえることを、『振るえ』 と 『戦う』 と書き、『振戦』(しんせん)と呼びます。
医学用語で 『不随意運動』 と言う言葉があり、
『不随意運動』 の種類の一つとして、『振戦』 が存在します。

不随意運動
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E9%9A%8F%E6%84%8F%E9%81%8B%E5%8B%95


と、まぁ自分でもよくワカランですが、三者三様 見事に全部病名が違うんですよ。
一体何を信じていいのやら。
マラソンを始めた本当の理由はここにありまして、
もしパーキンソンだったとすれば、そのうち身体の動きが徐々に鈍くなるはずでして。
ひょっとしたら近い将来起こりうるかも知れないそういった自然現象に
決死の思いで徹底抗戦する手段として走り始めたわけです。
その恩恵かどうかはワカリマセンが、若干の腰痛はありますが身体はよく動きます。


今秋、自営を一旦停止させ、なんとか某大手企業に再就職。
以降、大都会にて過ごしておりましたが(過去形)
実はこの振るえが原因で業務内容に多大な支障を与えてしまうことが分かりました。
社内の関係者全員、大工氏をはじめ各業者さん、最終的にはお施主さん。

こんな自分でも、こんな振るえる手でも通用するかな? と、
ある種期待して入社しましたが数日目にして 「こりゃアカン」 と自覚しました。
いやね、それなりに努力は その方法を変えつつ幾度も試みたんですよ。
こんな手でもスムーズに業務ができるように、ホームセンターにパーツを買出しに行き、、
オリジナル道具を作ったりしましたが、結局のところアキマセンでした。
(その道具を作る手も振るえてる.................................笑)


ごく一般的なら一現場3時間程度で終わる某業務。
ワタクシの場合、スムーズにできて倍の6時間、下手すりゃ8時間。
そんなに時間がかかってるようじゃ、お話しにならんのです。論外なんです。
"工期の少ない建築監理のあれこれ" を存じている方なら当たり前のお話しです。


自営の時は何から何までその全てを自分のペースと都合で進めることが可能でした。
自分の振るえを隠そうと、それなりに色んな手段も使えました。
しかし、大規模組織の中、雇われの身になりますと、そういったことが100%逆転します。
そんなことは言われなくても重々と分かっておりましたが、
要は、ワタクシが関ってしまうと想像以上に工程に大きな支障が出ると分かったんです。



50歳目前のワタクシでも、入社早々関係部署の皆さんが歓迎会を開いてくれました。
通常歓迎会と言いますと、新入社員のワタクシが皆さん一人一人にお酌をしつつ
丁寧にご挨拶させていただくのが最低限の大人のマナーだと思いますが、
液体の入ったコップをまともに持てない自分は、そんなことすらできませんでした。
季節柄美味しそうなお鍋のとりわけもできませんでした。

今後お世話になる上司にすら、それができんのですよ。 メチャクチャ心苦しいんです。
気持ちじゃせなアカンと思ってるんですが、意志通りに腕と手が動かんのです。
きっと変に思われたでしょう。 生意気なやっちゃな。 何じゃコイツ。 と、思われたでしょう。
あぁ、情けないわホンマ。


この手が振るえるという自分の身体の現象。
今までは徹底的に隠すことばかりに工夫をしてきましたが、(バレる時も多いけど)
この方になら、、、と思える方々には数年前からカミングアウトしてきました。
ただカミングアウトしたとて、症状は消えません。
逆に相手の方に気を遣わすだけで終わるのも分かっています。
人によってはアル中と思われ縁を切られるかも知れません。
いやね、そういう人って今まで一杯見てきたからね、、実際いてるんですよ、世の中。

ただ、カミングアウトすることによって
ありのままの自分をさらけ出し、そのさらけ出した自分を十分ご理解いただいたうえで
お付き合いいただく形のほうが、こそこそ隠すよりもええんかなと。


でもバカ正直すぎるってのも微妙なところで難しい点もあります。
商談なんかの場合、対象となる相手さんにそれらのいわゆるこのワタクシの弱点を
最初から正直に打ち明けるべきか否か。
そこらへんは相手さんの人間性と気持ち一つだとは思うんですが、
打ち明けることで、イケル話もアカンようになる可能性も十分秘めているわけで。
そういったリスクもあるわけであって。


その他の行動、こうやってキーボードを打つとか、
いわゆるクルマの運転や荷物の持ち運び、図面作成やPC作業等々や
他の日常生活にはそう大きな支障がないだけに、けっこう難しい判断になるんですよ。
(今はです)


結局のところダラダラと書いてしまいましたが、振るえに悩んでいる方々も実際には多く、
40歳?50歳?だったかな、それ以上の年齢の方の16人に1人が発症しているとか。
また、その症状を発する割合も ここ近年増加傾向にあるようです。

もちろんワタクシのように小児期から発症する事例も多々あるようで
振るえるという現象に劣等感を抱き、思い悩んでいる若い学生さんとかも多いのが実情です。
なんせ、ちょっとググルだけで、かなりの記事が検索で出てきます。
決してワタクシ自分一人ではなく、振るえと戦っている人は大変多くいらっしゃるのです。
『がんばって乗り切ろうゼ!』
そう考えれば不謹慎な表現ですが、少しは心強く思えます。


ただまぁ振るえるって現象以外では十分五体満足でこれまで生かしてくれてますから、
とても幸せであって恵まれてて両親、ご先祖さまに感謝なんですけどね。


要は自分の持つ自然治癒力を信じ、振るえるというリスクを隠そうとせず、
弱点をさらけ出すようなシチュエーションが目の前にきたとしても、
決して焦らず動揺せず、自然体を貫き、ニコニコと笑い顔で過ごすことが、
一番効果があるクスリなのかも知れません。
自分で弱点を認め、あるがままに生きる いわゆる "逆説療法" と呼ばれるやつです。

"リスク" も、逆から読むと "クスリ" になりますし。



つい先日は、大阪へ出向き、↓の施術を受けてまいりました。
http://www.dojima-hari.com/index.html

頭に鍼を打ち、微弱電流を流し、脳みその神経回路を活性化させる.................という治療。
結果、何の変化も見られませんでしたが、何でも試してみる価値はあります。


ここ最近ではこちらの病院で超音波を使った最先端医療なんかもあるようですが
まだ臨床試験段階みたいです。
http://www.shinyuri-hospital.com/
http://qq.kumanichi.com/medical/2014/09/post-2381.php
ただこちらの手法には興味がありますので、近く連絡してみようと思ってます。




2014年はほんま色々ありました。
振るえの治療法を調べるということにも もうええかげん疲れ果てました。

また、ほんのちょっとだけですが、どん底を知るという貴重な体験もできました。
結局のところ、色々あった割りには墓穴を掘っただけかも知れません。
しかもその墓穴に自分で落ちましたし。
しかしながら墓穴を掘りながらでも、振るえながらでも、前に進むしかありません。


今は色んな進み方・歩み方を模索しています。

後ろ向きに歩くとか。
斜め斜めにジグザグに歩くとか。
横向くとか。
逆立ちして歩くとか。
ゴロゴロ転がるとか。
何かに引っ張ってもらうとか。
押してもらうとか。
はたまたジャンプするとか。
しゃがんで歩くとか。
すり足でそぉっと歩くとか。
誰かにおぶってもらうとか。
誰かと二人三脚、三人四脚してもらうとか。
ここはあえて息切れせん程度に軽く走るとか。


前への進み方も色々です。
コケても、ひっくり返ってもええじゃないの。 また立ち上がったらええんですよ。
振るえててもええじゃないの。 両手を使ってしっかり握ったらええんですよ。
何回コケても、何回指摘されても その都度工夫して立ち上がったらええんですよね。
(↑書くのは簡単やけど これがかなり難しい)


最終的に、この身体に発生する振るえを消滅させることが目標ではありますが
おそらくそんなことは無理であって、生涯振るえと付き合うことになるんでしょう。
ただ、それらに負けている弱い自分を払拭しなければ何も前には進めません。



2015年は進み方の工夫を模索しながら進もうと思います。
とにかく少しでも前へ進まなければなりません。 七転び八起きです。 くそったれです。



・・・



>gopさん
色々とご助言くださり有難うございます。
現状維持はよく分かっておりましたが、某組織の中、この手は通用しませんでした。
また最初から出直しです。とりあえず2015年の目標は安定です。^^

>戸川流さん
何度もお誘いいただき有難うございます。
非常に短期間でしたが、N宮の道路事情等はそこそこ把握できましたので
また改めてご挨拶させていただこうと思ってます。何か旨いモノをお願いします。^^

>kanicanさん
お気遣い有難うございます。
流石にこの歳からの単身赴任は、短期だったとは言え毎晩寂しくて泣いてましたよ。
普段は気付かない家族&地元の有り難味がよーく分かりました。^^

>スギメチャさん
ご心配いただき有難うございます。
15年が私の限界だったのかも知れないのですが、生まれつき諦めが悪いので、
まだ完全に諦めたわけではありません。 いつの日にかリベンジです。^^



メリークリスマス! ^^ 


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15:00 @本態性振戦
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